低コストで音質向上
音質向上の選択肢を考える
高音質なサウンドを楽しむには、音楽プレイヤーなどの音源、アンプ、スピーカーと三つの要素の検討が必要です。しかしiPoneなどの小型のデジタル音源は確実に進化を遂げ、性能は過去の高級機を簡単に超える能力を持ちます。
またアンプについても同等で数千円程度のデジタルアンプでさえもその能力は高く、厳密な比較試験を行わないとその差に気がつかないほど音質は向上しました。これはすべてデジタル製品の急速な進化のなせるわざです。
結論:スピーカーに投資をすべし
しかし我々の耳に届くスピーカーだけは、どうしてもアナログ装置で、物理的な構造などが、まだまだ影響が大きいのが事実です。音質向上のファクターは、様々ですが同じコストであれば、スピーカーをもっとも慎重に選ぶべきだと言えます。
例えば、自宅でミニシアターのような大迫力のサウンドを楽しみたいなどの実現には、どんなに高級なDVDプレイヤーとアンプを揃えたとしても、スピーカーがチープだとこれは実現できませんが、逆は可能性があるということです。
確かに、アンプやプレイヤー等を変えて音質は変化しますが、その差はわずかなのに対してスピーカーは構造を少し変更するだけでも音質は大きく変化します。反論承知で申せば、現代のオーディオ製品の音質は、ほぼスピーカーが支配していると言わざるを得ないのです。
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