なぜ吸音レススピーカーは解像度が高い?
吸音レス・スピーカーの誕生(特許出願中)
スピーカー内部に吸音材を原理的に使わなければ、解像度の高いクリアな音質を再現できるのは明白です。では吸音材なしで、スピーカー内部で発生する共鳴をどうやれば抑制できるのでしょうか?
私たちは定在波の節には音のエネルギーが集中していることに着目し、これをスポイトのように吸うことが出来るサウンドアブソーバーを新たに開発することで解決できることを発見しました。
この技術は、確実に取り除きたい周波数の定在波だけを正確にピンポイントで制御できるので、残したい音をそのまま残すことができ、より自然でクリアな音に近づくということになります。
よって「QonLess」は、吸音材を一切使用しません。
多くのメーカーは、なぜ吸音材を使用するのか?
やはり大きな理由はコストです。吸音材は、スピーカー内部で発生する定在波によるノイズをコストをかけずに効率よく除去するのに非常に優れているというのは事実です。あと、吸音材を使用したあとの周波数特性がフラットに測定されやすいことも要因と考えられます。周波数特性がフラットということはとても商業的に説明がしやすく有利と言えます。
一般的に周波数測定がフラットになることが、スピーカーの理想形とされますが、これはピーキーなノイズがないことを確認する方法としてはよくても、原音の再生率が高いということとは別次元の話になり、「周波数特性がフラット≠解像度が高い」ということに気付くべきだと考えます。つまり、周波数特性がフラットでも、なぜかスピーカーがこもって聞こえるということはよくあります。
解像度の高い吸音レススピーカー!