コーン型スピーカー
ここは、高音質スピーカーを提供するQonLessのオーディオ用語集ページです。
コーン型スピーカーとは、振動板がコーン(円錐)の形状をしたスピーカーユニットのことをいいます。例えば振動板を円板にした場合に、剛性を保つには振動板に厚みが必要になりますが、円錐形にすることで薄い材質にすることが可能になり、軽量化にも貢献します。
また大型化も容易なので、低音を担当するウファーの形状は、ほとんどがコーン型になることが多くなります。
材質としては、内部損失の大きい紙材をベースとしたものが多くなります。理由としては、内部損失が大きいということは、音の減衰がはやいので余計な振動を伴わないというメリットがあります。
逆に内部損失が小さい材料としては、金属があげられますが、金属板などは固い棒で叩くとしばらく音が響きわたることからも、意図しない音の減衰がはやい材料のほうが向いていることがイメージしやすいと思います。