SN比(S/N比、SNR:signal-to-noise ratio)
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SN比とは、信号レベルとノイズの比率のことを表し、信号対雑音比とも言います。
式で表現すると以下になります。
SN比 = 信号電力/雑音電力
単位としては、電流比をデシベル(dB)で示すことが多く、電力は電流の二乗に比例するので、これを式で表現すると以下になります。
SN比(dB)= log(信号電流^2/雑音電流^2)
= 20log(信号電流/雑音電流)
※log:10を底にした対数
もともとは、アナログ無線音声通信の「明瞭度」を示すために利用されはじめたもので、音声を形成する信号に対する無線受信機のノイズの差になるので、通信状態が良好の場合、ノイズは小さいので音声がよく聞こえることになり、逆に通信状態がわるくノイズが大きいと音声がノイズによってかき消され判別できなくなります。
オーディオ機器においては、このSN比が高いという意味は、ノイズが少なくより音楽が明瞭に聞こえるということになるのでメーカーはこのSN比を競うことになります。