ローパスフィルター【アンプ】

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ローパスフィルターとは、D級アンプの出力段に設けられることが多く、増幅されたパルス波形からアナログ信号を抽出するときに使用される回路のことを言います。

デジタルアンプの増幅時には、一旦アナログ入力電圧をパルス幅変調(PWM)やパルス密度変調(PDM)などにより矩形波形(デジタル)などへデジタル変換を行いますが、最終的にはスピーカーへアナログ信号を入力させる必要があるので、このデジタル信号からアナログ波形を取り出す処理が必要になります。

このときに利用されるのがローパスフィルターになります。

ローパスフィルタは回路に並列にコンデンサを接続したものになります。高い周波数の交流ほどコンデンサを通じてアースすることができるので、低い周波数の交流だけを通過させるローパスフィルタと呼ばれます。

ローパスフィルター